当時高校生だった私は反抗期、というか子供だった
特に父に対しては「親父うぜえ」と思いながら無視
なんとなく空気が悪く、母も夜は家を空けることが多くなった
とある夏の日、受験生だった私はくたくたになりながら帰宅
迎えたのは父
父は笑顔で「おかえり!」と言った
しかし私は返事もせず、自分の部屋へと直行した
次の日の昼、仕事に行ったはずの父が帰ってきた
「ちょっと急用ができて出かけてくる〜」と笑いながら言った
私と母は「そう、いってらっしゃい」と言葉をかける
そのとき父は私の足を撫でた
「うわ!きもい!!」と叫ぶ私に、父は笑いながら家を出た
翌日、警察から電話があった
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